代表者ご挨拶

ピリカ_naomi

就労継続支援B型事業所『ピリカ』設立にあたって
代表 井 上 尚 美

広島県福山市出身。
平成2年 株式会社ピリカに営業として入社。東京や大阪へ月2回のペースで出かけていき、アパレルのデザイナーと直接打ち合わせし、企画提案から生産まで一貫して事業を展開してきました。
刺繍加工を通してものづくりの楽しさや人とかかわることの楽しさを学ぶとともに、会社では女性スタッフが多かったため、家庭と両立できる職場を目指してきました。

平成12年4月 長男が誕生。
3歳の時に自閉症と診断を受け、この日から私の療育と仕事の両立がはじまりました。
4歳から奥田健次先生の教育相談を受け、現在も続いています。

小学部3年の頃から就労に向けての取り組みを始め、「能力は低いが周りの環境に左右されないで集中して最後まで取り組む力を身につける」ことを目標に日々奮闘してきました。
家庭でできる仕事をつくり、働いてお金を稼ぐ、そして稼いだお金で好きなもの買ったり、活動をする。
にこにこ笑顔で黙々と作業をする子どもの姿はとてもうれしいものでした。

しかし、外では「言葉で指示しても伝わらない」「作業能力が低いから作業をまかせられない」などコミュニケーション能力の低さや本人のできないところ、障害となっている点を指摘され悔しい思いをしてきました。

障がいがあっても環境を整えていくことで仕事はできる。
障がいが問題ではなく、私たち周りの支援者が活躍できる環境を整えることができていないことが問題ということに気づいてほしい。
障がいを持つ方が安心して働くことができる環境をつくりたい。
利用者さん自ら働く意欲を持ち、作業に取り組めるように、本人のニーズを踏まえ、社会参加や自立を支援したいという思いのもとに就労継続支援事業所〈ピリカ〉は設立しました。
働きにくさを感じている人が、笑顔で明るく輝いて活躍できる場を目指していきたいと考えています。